CANYON GRAIL乗りのブログ

CANYON のグラベルロードバイク: GRAILのレビューやカスタマイズをメインに、気になったガジェットのインプレなどを不定期更新していきます。

自作ツールボックスで、サイズの合わないフレームバッグの隙間を埋める! 編 【おすすめバイクパッキング】【格安DIY】

自作フレームバッグ

「フレームバッグの形状」と、「ロードバイク/グラベルロードのフレームの三角形」はなかなか完璧に一致しないもの。そこで、スペースが余ってしまうなら自分でツールケースを作ってしまおう!と100均ショップの材料からなるべく安く制作した結果をまとめています。

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(自作フレームバッグの記事はこちら)

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はじめに

 

皆さまおはようございます。

今回は、GRAILとフレームバッグの間にできた隙間を埋めるために自作のフレームバッグを作成いたしましたので、その過程と結果をまとめています。

 

チューブレス化した結果:替えチューブは2本体制に

 

これまでの記事で何度も取り上げてきたように、私のGRAILにはチューブレスレディタイヤを履かせております。

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クリンチャータイヤから替えてみて、タイヤ交換空気圧の管理などで様々な苦労をしておりますが、それでも圧倒的な乗り心地のよさパンクを補修してくれるという安心感リム打ちを気にすることなく低圧でグラベルを走ることができるというメリットづくしで大いに満足しております。

 

しかし、持ち物の面でもチューブレス化に当たって少々デメリットが発生していることをお伝えしなくてはいけません。

それは、常に替えのチューブを2本携帯しなくてはいけなくなったという点です。

ツールボトルとチューブ

今までは、極論を言ってしまえばパッチを何枚か携帯してさえいれば、替えのチューブなど持たずとも、その場でパンク修理をしてから走り続けることができました。

実際のところ、私はクリンチャー時代において替えチューブを1本だけ持っていき、1回目のパンクではチューブそのものを交換してすぐに走り出せるように、もし2回目以降のパンクではパッチで修理を挟む・・・という体制でパンクのリスクマネジメントをしておりました。

 

ここでチューブレスタイヤに話を移すと、パンクした場合には、2つの対応策

①タイヤ内にチューブを入れて、クリンチャーとして走る

②タイヤパッチを内側から貼り、再度チューブレス化して走る

があります。

 

現在私は①の方法でいこうと考えております。

それはタイヤを外してチューブを入れるだけというお手軽さのためです。しかも、もし②を選んだ場合はライド先でのシーラント注入・ビード上げが必須になってしまうため、今の私の装備でそれは現実的ではありません

 

そして①を選んだということは、前後2本のチューブを用意しておかなければパンクに対するリスクマネジメントができていないことになります。

なぜかというと、1本のみの携帯だともし前輪のパンクでチューブを入れたあとに後輪のパンクが起こった場合は走行不能になってしまうからです。

 

増えたチューブはどうパッキングする?:ツールボトル・フレームバッグ

替えチューブ

こうして、新たに1本増えたチューブをどこに収納すれば良いのかを考えます。

いつも使っている小型ツールボトルチューブ1本 + 各種工具セットで一杯になってしまうので別の場所を探さなくてはいけません。

 

一番最初に思いつくのはサドルバッグです。

coolchangeサドルバッグ

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しかし私は、付けなくて良いのなら可能な限りサドルバッグは付けたくないという考えを持っております。

この理由については↓の以前の記事をご覧ください。

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となると、次の候補はフレームバッグということになります。

バイクパッキング
なお、GRAILはトップチューブ〜ステム〜ハンドルの一直線(通称:ツライチ)が最高にカッコいい・尖っていると思っているので、余計な出っ張りとなるトップチューブバッグは封印しております。

トップチューブバッグとパッキング

(トップチューブバッグはアクセス性のよさから最高に便利なので大好きなのですが・・・GRAILでは最後の手段までとっておくことにします。)

 

というわけで、フレームバッグの中に収納することにしています。

 

フレームバッグの変わった使い方:細いものをフレームに挟む

 

ところで、フレームバッグの変わった使い方をご存知でしょうか?

バイクパッキングでアウトドア用品を詰め込んでツーリングをしている人たちの間では、フレームバッグとトップチューブの間にテントのポールを挟むスタイルが確立されております。

 

まずはこれを利用してチューブをパッキングしてみます。

チューブをたたむ

まずは丸く畳んでいたチューブをほどき、細長くなるように再度畳み直します。

 

そして外したフレームバッグの上に置きます。

フレームバッグにチューブを挟む

あとはフレームバッグを取り付けておしまいです。

チューブのパッキング

これで、フレームバッグが満杯だとしても、デッドスペースを作ることなく細長いものを追加でパッキングすることができます。

問題点はと言えば、チューブがそのまま外に晒されているために日光や傷によるチューブの劣化が進行することでしょう。

 

本題:フレームバッグの隙間が気になる

フレームバッグの隙間

ここからが本題です。

上の写真をみて、フレームバッグとフレームのサイズが合っていないということに気づかされます。

 

GRAILのフレームの前三角はいかにも「この台形部分にYOUのフレームバッグを差し込んでくれYO!」と言わんばかりの形状をしております。(上の写真右側)

 

しかし、私の使っているTOPEAK MidLoader 4.5 L (Mサイズ) GRAIL CF SL7.0 Sサイズとは絶妙にサイズが合わないのです。

トピークのミッドローダーには 3L、4.5L、6Lの3サイズがありますが、6Lのフレームバッグは残念ながら縦の長さがSサイズのフレームには入りきりません。

 

ならば他の各社メーカーのフレームバッグにすればいいじゃないかと思われますが、実はGRAILのSサイズに完全に適応した形状のフレームバッグは現在どこからも生産されておりません。

色々採寸をして検証しましたが、有名どころのフレームバッグである

・ブラックバーン

・フェアウェザー

・レベレイトデザイン

・オルトリーブ

・ジャイアント

は全て、隙間が空く or 大きすぎて入らない という結果に終わりました。

(ちなみに最もベストに近いサイズはアピデュラでした)

フレームバッグを前に合わせる

フレームバッグを前にずらして、前側の隙間を埋めます。

前だけ見ればフレームの形状とバッチリ合っておりキマっていますが、今度は後ろ側がスカスカになってしまっています。

スカスカの後ろ

それではこの隙間に、先ほどの増えた替えチューブをいれてみたらどうでしょうか?

隙間とチューブ

意外にも収まりがかなり良いです。パッキングにこなれている感があって、いかにもアメリカ本流のバイクパッキングらしさすら感じさせます。

 

しかしこのままでは巻き上げた砂や石のダメージが遠慮なしにチューブを傷つけてしまうことになりますので、できれば布製のバッグプラスチックケースに収納した状態でこのスペースに埋め込みたいものです。

 

というわけで、今回のテーマは

隙間に適合する「チューブ用ミニフレームバッグ」を自作するということになります。

 

自作ツールバッグの材料

100円ショップの材料

早速100円ショップ(セリア)で使えそうなものを適当にいくつか買い漁ってきました。

この材料を取捨選択して、最善のミニフレームバッグを作成していきます!

 

まずは外形の素材を決めます。

アルミ缶とフレームバッグ

これはアルミ製のボックス缶です。サクマドロップスの缶に似ています。

 

次はより大きなアルミ製ボックスです。

大きなアルミ製ボックス

しかしここまで横幅が広いと、ペダリング時の太ももに干渉してしまうでしょう。

アルミ製ボックスの横幅

このボックスは大人しくペンケースにでもしようと思います。

 

お次は大本命、デジカメ用ソフトケースです。

ソフトケース

これはかなりよさそうです! 色合いもミッドローダーに近いですし、布製のソフトケースなので形状の融通も効きそうです。

 

ミニフレームバッグをDIY

 

というわけでこのデジカメ用ソフトケースを主役にミニフレームバッグを作っていきます。

タグをきる

まずはセリア特有の謎タグを切っていきます。ここは好みです。

 

タグを切り終わったので裏面を確認します。

タグを切ったあと

本来はベルトを通すための穴があります。これは使えそうです。

 

セリアのダブルコードバンド。要はマジックテープです。

マジックテープ

2本のマジックテープが結合している商品ですが、今回はハサミで分断します。

マジックテープ切断

そしてそのマジックテープ同士を貼り合わせてループを作ります。

マジックテープのループ

作ったループをフレームに固定します。

フレームにループを固定

フレームバッグのベルトの長さが足りていないので、残ったマジックテープで延長します。

ミニフレームバッグ固定

こうしてミニフレームバッグ(試作段階)の固定が完了しました。

ミニフレームバッグ試作

こうして見るとなんだか固定方法が心許ないように思えます。

 

下に大きく下がっているため、ボトルとの干渉具合が気になります。

試作の状態
まずは小型ツールボトルを下に挿してみます。

ツールボトルとの干渉

ツールボトルとの隙間は余裕があるので問題なさそうです。
お次はドリンクボトルです。

ドリンクボトルとの干渉

割とガッツリ、飲み口と干渉してしまいました。
幸い材質がソフトケースなので、うまく押し込んであげると飲み口にフィットしてくれます。

フィットしたミニフレームバッグ

この状態では、ドリンクボトルを走行中に取り出すのは至難の技となってしまいます。

しかし私はこちら側のドリンクホルダーからは基本的に走行中にアクセスすることはなく、もう一方のドリンクボトルが減ってきたときのタンク役として、停車時に移し変える前提の使用をしているため問題はありません。

 

むしろ泥跳ねをしても飲み口がガードされて清潔さを保つことができるのでこのフィット感はありがたいです。

 

細かい調整:見栄えの良いバッグに近づける

こうして大体の構造は決まりました。あとはデザイン面で気になる部分を解消していきます。

太いマジックテープ

やはり先ほどの細いマジックテープでは見栄えも悪かったため、以前から使っていたより太い伸縮性のあるマジックテープを使うことにいたしました。これはセリアではなくダイソーで買ったような覚えがあります。

 

これで固定力もバッチリです。

太いベルトで固定されたバッグ

しかしベルトの力で引っ張られ、バッグが変形してしまっています。型崩れを防ぐために、バッグの中に先ほどのアルミボックスを入れてみることにします。

アルミボックス試用

アルミボックスの中にチューブを入れます。これで防水性も確保です。

防水パッキング

これでバッグの型崩れはなくなりました。

しかし、自作バッグの形状に融通がきかなくなったため、今度はミッドローダーのほうが歪み、型崩れを起こしてしまいました。

型崩れしたフレームバッグ

これでは元も子もないので、アルミボックスを中に入れる案はボツですね。

 

次に、ベルトを改造します。

バッグに切れ込みを入れる

カッターナイフでバッグの底面に切れ込みを入れます。

ベルト用の切れ込み

ちょうどベルトが通せるだけの幅を切り込みます。

切り込みにベルトを通す

そしてベルトを通します。これで前からの見た目がスッキリするはずです。

 

下の切れ込みから通したベルトは、上のファスナーを開けて外に出します。

バッグのベルト

こうして通したベルトでループを作れば、前から見てベルトを隠すことができます。

ベルトでループを作る

ベルトがバッグの内側に隠れたため、よりスタイリッシュになった気がします。

ベルトを隠したバッグ

ミッドローダー側のベルトを回せば、とりあえず自作のベルトパーツは完全に見えなくなります。

ベルト回転

これならダサさも許容範囲内・・・だと思います!

 

ミニフレームバッグ完成!:見栄えと使用感

 

ボトルをつけて全体のバランスを確認してみます。

完成図

なかなかいいのではないでしょうか。

本来の目的である、フレームバッグの隙間ほとんど埋めることができています。

 

サブ目標であるチューブの収納もこの通りです。ファスナーを開ければ簡単に取り出すことができます。

チューブの取り出し

ついでに、粉ドリンクや補給食を入れてみます。

粉ドリンクをパッキング

これは便利な収納スペースが1つ増えましたね。

写真のためにわざと飛び出させて撮影していますが、もちろんファスナーを閉じれば先ほどのように完全に収納することができます。

 

おわりに

 

今回は、 DIYでミニフレームバッグを自作いたしました。

防水性はないので財布等は入れることができませんが、チューブの他に補給食や携帯工具など様々なものを入れることができる便利なバッグを作ることができました。

 

しかしやはりベストはGRAILのフレームに完璧にマッチするフレームバッグを見つけることですね。

今後の各社のバイクパッキング系商品の拡充に期待します。

ミニフレームバッグと造花

 

それでは当ブログに興味をもち、記事をここまで読んでくださった全ての皆さんに、

ありがとうございます!またお会いしましょう!

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