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オリジナルロゴの耐水性ホイールステッカーをデザイン&プリント!

ホイールタイトル画像
耐水性・UVカット処理されたオリジナルステッカーを自作し、中華カーボンホイールのリムをカスタマイズすることに挑戦した記事の第二弾です。

 

はじめに

みなさまおはようございます。

今回は前回のステッカー作成記事のリベンジをしようと思います。

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大まかな作業は同様です。早速やっていきましょう!

 

透明シートを捨てて、ホワイトシートを購入

前回の一番の失敗はやはり透明」タイプのステッカーキットにしてしまったことです。

印刷した後の発色の具合を読み違えていたため、元々はこのようなステッカーにしようとしていたところ、

ステッカー旧案

実際にはステッカーが半透明化してしまい、なんとも微妙な発色になってしまったのでした。

半透明ステッカーボツ

というわけで、「透明」タイプではなく今回はホワイト」タイプの自作ステッカーキットを購入いたしました。

ホワイト
購入先は同じくAmazonです。購入時(19/08/20)では700円ほどでした。

中身を確認してみると、前回のセットと見た目はほとんど変わらない様子。

セットの中身

デザインをプリントする印刷用シートが2枚と、UVカットシートの2枚セットです。

 

前回の失敗から考えた!デザイン改善案

実は前回「失敗したなぁ」と感じていたのはシートの透明→半透明だけではありませんでした。

主に2つの改善点があったので、それらの解決策を踏まえてのデザインをご紹介していきます!

①ステッカー端の粘着力が弱い → バラバラのラインを1つに束ねて剥がれにくく!

これは前回のステッカーの末端の写真ですが、このシールは曲面に対しての接着力がとにかく弱い!ことがよくわかります。

接着力不足のシール
しかもこの前回のデザインは、細長いライン状のシールがそれぞれ独立してシールの末端部を担っておりました。ただでさえ曲面に弱いのに、細々とした形状をしていては剥がれるのもやむなしです。

そこで、今回はピコピコ飛び出していた細長ラインのデザインをやめ、1つに束ねて粘着力を少しでも増強する作戦をとることにいたしました。

最終的に仕上がったのがこちら。

バルブ側デザイン

上部、下部ともに太い横線を引き、剥がれがちな末端部をカバーしました。これなら曲面にも耐えられる・・・かも?

また、グラフィック面ではグラデーションを一本一本丁寧にかけて調節し、色味をパワーアップしました。遠目にはゴールドカッパーな金属色っぽく見えるのではないでしょうか。

お次は、

②文字が独立して切り出されると、貼り付け時の「位置決め・角度決め」が面倒

前回の文字側のデザインは、全て独立したパーツで作られていました。

独立して切り抜かれた文字

これらを貼るときの位置取りが非常〜〜に大変だと感じました。

こちらは実際に貼った後の写真ですが、よくみると文字同士の間隔や、ホイールのカーブに沿った角度が、文字ごとに微妙にズレているのがお分かりでしょうか?

ズレた貼り付け位置

これでは何と言っても見栄えが悪いですし、乗っていて気分がよくありません。

かといって、何度も微調整を繰り返しながらの貼り直しが許されるほどシールの粘着力は強くありません。

そこで、今回は文字を繋げて、切り出した1枚のシール上に全ての文字を載せるデザインに改善いたしました。

文字改善案

概要としては、文字の下に太いラインを横に引き、その上に文字を重ねることで全文字を1枚のシールにまとめてしまおうという狙いです。

ここからグラフィック面の手直しを行い、最終的に出来上がったのがこちら。

完成版デザイン改
オレンジ色の炎をモチーフに、ブナの葉脈をイメージした線を添えました。

ライン上には当ブログのURLも並べてみました。

もちろん前回同様に、デザイン決めに用いたのはMicrosoft Wordのみです。

word画面

 

印刷&UVカット処理

ここからは前回と全く同じ作業になります。

印刷用のシートを作り、自宅のプリンターでプリントアウトします。

UVカット作業

その上から付属のUVカットシートを貼り付け、気泡を完全に除去して下準備は完了です。

カッティングシート完成
 

カッティング作業

全ての文字を一体化したことにより、カットにかかる労力も少し減りました

しかし、やはり集中力を切らさずに長い時間カットするのはなかなかに大変で、1時間ほどかけてようやく1セットを切ったところで一旦休止し、貼り付け作業を先にやってしまうことにしました。

それでは完成形をどうぞ!

デカール完成ホイール

ホワイトを下地にしたことで、予想通りの発色を示してくれました。

バルブ側完成シール

目論見通り、横線を追加したことによって接着力が上がり、しっかりと曲面に沿って貼り付けることができました

最後にホイールを高速回転させてみて、浮き上がる模様がどんなものか確認します。

回転中の模様

綺麗ですね。前回は透明で見えなかった模様も、今回はバッチリと写りました

屋外で実際に走るときには、この模様が浮かぶことでかなり存在感があるホイールになったのではないでしょうか?

 

おわりに

今回は、ようやく満足のいくステッカーを作ることができました。

ステッカー完成

実際には前後ホイール左右両面の残り3セットのカッティングと貼り付け作業が残っていますが、とりあえず今回の記事はここまでです。疲れたので休憩・・・。

次回以降は全ての面にステッカーが貼られたGRAILに乗っているかと思います。

早くどこか綺麗な景色の場所まで走り、そこでGRAILの全体写真を撮りたいですね。

今後は使っていく過程で耐久性耐水性のレビューもしていきたいと考えています。

 

この自作ステッカーはホイールだけでなく、フレームフォークにも使うことができるので、1000円以下のお手軽カスタマイズとしてぜひトライしてみてはいかがでしょう?

それでは当ブログに興味をもち、記事をここまで読んでくださった全ての皆さんに、

ありがとうございます!またお会いしましょう!